2013年6月12日水曜日

AKB総選挙――地方の躍進


AKB総選挙のTV中継をしっかり最後まで観てしまった。
それは、事前の中間発表でのHKT48の“さしこ”指原莉乃の快進撃があったからだ。
結果は、ご存じのように、そのまま指原莉乃が1位。AKBのファンだけでなく、大きな衝撃をもって受け止められた。
ところが、その後、報道された関係者の結果についての発言に、ちょっと違和感がある。
どうも、指原莉乃の快進撃に否定的な発言が相次でいるように感じる。
しかし、問題があったからとの理由で移籍したHKT48で、博多を拠点に頑張ってきたからこその1位ではなかったのか。それを後押した地方のファンの大きな力があったのだと思う。
“指原1位”によって「AKB総選挙が変わった。」「お祭りになった。」などは、率直な感想かもしれないが、その背景に、中央こそ王道、地方は添え物的な発想があるのではないかと感じる。
しかしこの発想である限り、来年の“AKB総選挙”は、今年の盛り上げりはないだろうと思う。
そして、それは、“指原莉乃1位“の結果による責任ではない。地方の活力を認識できない”仕掛け人“の責任だと、指摘しておきたい。