2013年10月30日水曜日

社長TV 取材をうけました。

29日、社長TV福岡の取材をうけました。
インタビュアーの江頭昂太朗さんの絶妙の問いかけに、創業に至る時期や創業当時を振り返り、今何をなすべきかについて考えるいい機会になりました。


コンサルタントとしての20数年。「いったいどんなお仕事ですか?」の問いかけに、”はて?何と応えたらいいものか”と改めて考えました。
 振り返ってみれば、相談を受けた時に、 その都度、その都度「お役立ちスピリッツ」で、社長さん方と一緒に考えてきたことが思い出されます。
私の経験は限られていますが、「仕事の分析と仕事の基準書の作成」、「評価・育成・処遇を一体とした人事考課制度の構築」、「新しい時代に即したやる気を引き出す賃金制度」などトータル人事賃金制度は、そこそこの会社の実情に沿って社員の皆さんのやる気を引き出す制度として確立してきたように思います。
また、最近では、人事採用コンサルタントとして、人材採用のお手伝いも広がっています。
経営分析と経営改善、助成金の活用などもいい経験になりました。
今後の課題は、現在、65歳となり、これらの経験から導き出される理論とノウハウをどう若い人に引き継ぐかだと考えています。幸い、私の周りに情熱とやる気を持った方々が多数います。ぜひ、引き継ぎたいものだと考えています。

2013年10月7日月曜日

お・も・て・な・し

2020年オリンピック招致での滝川クリステルさんのプレゼンテーション “おもてなし” が大きな話題になっている。
もともと “おもてなし” とは、お客様に対する日本人の心遣い、心配りを表すもので、 日常の生活においても、歓迎の意だけではなく、会釈や挨拶を交わす、お年寄りに席を譲る、お礼を言い感謝を表すなど、他人への思い遣りの心を前提としている。
そしてそれは、心からの想いであり、表面上の外交辞令であってはならない。
しかし、「日本人には “本音と建前” がある」と論評する人もある。

先日、友人数人と大分県の温泉旅行を計画した。その旅程のことである。
「途中のビール工場にはビールの試飲がある。寄ってごちそうになろう」と立ち寄ることにした。
ビール工場に着くと、幸い、10分ほど待てば工場見学ができることがわかり、早速、申し込みをすることにした。
次が、この申し込みの際のやり取りである。
「見学できますか」 @「ご予約されていますか」
「いえ、予約はしていません」 @「何名様ですか」
「7名です」 @「1時から見学ができます」
「よろしくお願いします」 
しかし、そこで、受付嬢から @「次からは、予約してきてくださいね」と、かぶせるように念を押され、「エっ!」と驚いた。
この日はあいにくの雨。工場見学に来ているお客様は少なかった。

“おもてなし”

雨降りに、試飲が目的とはいえ、工場見学に来たお客様を迎える心遣いが感じられなかった。
せめて「お客様よかったですね。今日はちょうど、空いています。 混んでいる時もありますから、次から予約してきていただくとお待たせしないでご案内することができます 」くらい言われると、もっと気持ちよく、できたての生ビールを頂けたと思う。