2018年10月26日金曜日

仕事と作業




「あなたは仕事をしていますか?。それとも、あなたは作業をしていますか?」・・・
最近のいくつかの研修で話題になりました。
この提起を受けて、仕事と作業って何が違うのかについて論議が始まります。

「どう違うんだろう?」
「作業は、仕事の一部分だと思う。」

なるほど、そうだ。

「仕事は大きなもののような気がする。」

これも分かる気がする。

「ここの作業所は、『B型作業所』と呼ばれているけど、利用者の皆さんは『仕事に来る』と言っている。」

フム、フム。日程表のなかの記述は「作業」となっているが、職員と利用者の認識の違いだろうか。

「仕事は、目的・目標があって、それを実現する具体的な課程が『作業』ではないだろうか」

徐々に、正解にたどり着いているような感じもあるなァ。

そうだ、以前の研修で触れた話がある。

そのお話し「お城と石工」。

ある現場で、3人の石工が作業をしていた。

そこへ現場の様子を見に来たお侍が、3人の石工にそれぞれ尋ねた。


お侍「お前は、何をしているのか?」



石工A「見りゃあ分かるだろう。石を積んでいるんだ」


石工B「私は、石垣を造っていますよ」


石工C「私は、お城を造っているんです」と。


あなたは、仕事をしていますか。それとも・・・・


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